情報公開制度による公開資料や質問と回答

恵下埋立地と水内川を考える会の皆さんは発足より

情報公開制度に基づいて資料の公開を求めたり、広島市に質問し文書回答を得たりしており、その数は莫大な量に及びます。

このページでは、その中から知っていただきたいと思う資料を順次公開します。

 

※なお、このページの監修は 恵下埋立地と水内川を考える会 が担当し、公開資料における責任も負うものとします

 

※「恵下埋立地と水内川を考える会」

 資料の公開にあたって、

  ・恵下埋立地と水内川を考える会などからの質問とその回答は、考える会事務局の判断

  ・その他の文書などは、広島市公開条例に基づいて公開資料を得た時の公開範囲を超えない範囲

 で開示することを基本としています。

 

一級河川太田川水系水内(みのち)川に架かる新設橋「新麦谷橋」の橋桁の高さについて

 現在、恵下埋立地整備の関連事業として、主要地方道広島湯来線の道路改良工事が行われています。

 佐伯区湯来町麦谷地区には、水内川を横断する道路橋として「麦谷橋」がありますが、その橋を架け替えることとして「新麦谷橋」が建設されました。

 ところが、新しい麦谷橋は、現在の麦谷橋より橋桁の高さが低く、洪水時に河川の流れを阻害する危険性が今よりも一層高くなるという、およそ通常では考えられない事態が生じています。

 水内川は河川の能力が小さく、しばしば堤防からの溢水や破堤が発生している河川です。治水上の支障のある河川では、河川管理施設等構造令(昭和51年7月20日政令第199号)第64条の規定により、現況堤防高より橋桁を高くしないといけないことになっています。事実、よほど古い橋を除いて、この橋以外は、堤防より高い位置に橋桁があります。

 しかも、新麦谷橋は、現況堤防より橋桁が低いばかりか、現在の麦谷橋(新麦谷橋の完成で撤去することとなっている)よりも更に低く、川の流れを現状以上にせき止める構造となっています。

 このことから、橋の設計と工事を行った広島市佐伯区長、災害に対する危機管理を担当している広島市危機管理室長、広島市の道路行政を管轄する広島市道路交通局長、橋の河川占用を許可した広島県知事に対して、以下の通り質問書を提出しています。

 これらの質問に対してまだ回答のないものは、10月中に回答するとの話をいただいています。

 また、水内川には、恵下谷橋の架け替えもあり、その設計においても疑義が生じていますので、併せて質問しています。

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 広島市佐伯区長あて

〇広島湯来線新麦谷橋の桁高について

      H30.5.9質問 質問H30.6.26回答回答

〇河川を横断する橋梁の設計について

      H30.6.13質問質問H30.10.30回答回答

〇水内川に新設された「新麦谷橋」の桁下高さについて

      H30.8.29質問質問 回答はまだです

〇恵下谷橋の架け替えに伴う河川協議について

      H30.6.20質問質問H30.10.30回答回答

 広島市危機管理室長あて 

〇一級河川水内川を横断する県道広島湯来線新麦谷橋の問題について

     H30.5.16質問質問H30.9.11回答回答

〇河川を横断する橋梁に対する法令の遵守について

     H30.6.21質問質問H30.9.11回答回答

 広島市道路交通局長あて

〇道路の設計における法令遵守について

     H30.6.27質問質問H30.10.30回答回答

 広島県知事あて 

〇一級河川水内川に架かる新麦谷橋の河川占用及び工作物設置許可について

     H30.5.23質問 質問】 回答はまだです 

〇河川を横断する橋梁の設置基準について

     H30.6.21質問質問】 回答はまだです

〇水内川に新設された「新麦谷橋」の桁下高さについて

     H30.8.29質問質問 回答はまだです

〇恵下谷橋の架け替えに伴う河川占用許可について

     H30.9.26質問質問  回答はまだです 

 水内川に架かる橋の現状写真写真

恵下埋立地の建設現場から大量の土砂が恵下谷川→水内川に流出しました。現在、恵下谷川の土砂の撤去作業が行われています。

 平成30年7月の西日本豪雨は、水内地区では降雨がそれほどでもなく被災はありませんでしたが、恵下埋立地の建設現場では崩壊が起こり大量の土砂が恵下谷川→水内川に流出しました。現在、恵下谷川内の土砂の撤去作業が行われています。(水内川内は撤去しないそうです)

〇撤去についてのチラシ【チラシ

〇撤去状況写真【写真 

 

 

 左の写真は、情報公開請求で公開された文書で、恵下埋立地の工事用道路が雨によって流され施工済の幹線排水管(最下流直径1.35m)が破断された状態です。7月の雨は、この地域では、よくある強さの雨でしたが、恵下埋立地では致命的なダメージを受けていました。

 このように、埋立地自体の崩壊によって、土砂が、恵下谷川から水内川へと流れ出したのでした。土砂が流れ出すことはないとの地元との約束が守られませんでした。この程度の雨で崩壊するようでは、恵下埋立地は豪雨に対処することはできません。

 

広島湯来線改良工事のルートが、「湯来町麦谷~沼田町阿戸」ではなく、「湯来町麦谷~沼田町吉山」で計画されていたことが分かりました。また、その過程で環境局が主張した「環境局ルート」があることも分かりました。

 道路の設計は、概略設計でルートを最終決定し、予備設計・詳細設計で、線形決定、工事設計図書作成などが行われ、工事着手となります。

 広島湯来線の改良工事では、道路概略設計で、湯来町麦谷~沼田町吉山~桜峠~西風新都を結ぶ路線が選ばれています。しかし、実際には湯来町麦谷~沼田町阿戸という従来のルートで2車線化工事が進められています。

 この選定の過程には、道路部局ではない環境局が主張した「環境局ルート」があることも分かりました。環境局ルートも、麦谷と吉山を結ぶものです。

 なぜ、選定されたルートで工事が進められなかったのでしょうか。このことについて、環境局長に質問しています。

(ルートなどの詳細は質問書の添付資料を見てください)

 

広島市環境局長あて

〇広島湯来線検討における環境局ルートについて(質問)

       H30.10.18質問 質問】 回答はまだです。 

 

 

埋立搬入量の少ない出島処分場が、新たな埋立量確保方策を定めました。

 広島県の作成した出島処分場の埋立量確保と今後の公共関与処分場のあり方について」に埋立量の確保策が記載されています。 
 その中には、「市町の一般廃棄物を、受入期限のある出島処分場に集約する。」ことがあり、広島市などの協力により一般廃棄物を出島処分場に集約するということです。しかし、広島市は、恵下埋立地の建設が遅れる2年間(2020、2021年度)のみ搬入し、来年度も2022年度以降も出島は活用しない考えのようです。「困った時には助けてもらうが、県を助けるつもりはない」という身勝手さがあるのではないか、と思われます。税金は市のものではありません。県民であり市民である私たちの納めたものです。県市協力によって税金の無駄使いをなくすことが、重要なのではないでしょうか。 
 また、出島処分場に集約する間、民間処分業者が埋立てている管理型産業廃棄物(県外発生の廃棄物を含む)も出島処分場に受け入れることで、将来の埋立量を確保する。」という方策もあり、なし崩し的に県外廃棄物の受入を進めるようになるのではないかと危惧しています。船からの受入の施設整備にとりかかるそうです。
 このことに関連して、広島市に質問書を提出しました。

広島県 出島処分場の埋立量確保と今後の公共関与処分場のあり方について 文書

                    出島処分場の県と地元との協議会議事録(H30.7.24開催)広島県作成文書

広島市環境局長あて

 〇出島処分場の埋立量確保について(質問)H30.10.17質問質問 回答はまだです。

 

▶広島市などへのH30年度の質問とその回答(上記以外)

5) 恵下埋立地内のダイオキシン混入土のうち、最終処分場に直接埋立可能な濃度(3ng-TEQ/g以下)以下のものについては、出島処分場に搬出するということでしたが、実際には、途中で出島処分場への受入ができなくなり、他の処分場に搬出していたことが、情報開示請求で分かりました。このことについて質問しています。(恵下埋立地建設事務所長あて)

〇恵下埋立地から搬出される3ng-TEQ/g以下のダイオキシン類を含む廃棄物混じり土の処分について H30.10.17質問 質問 回答はまだです

 

4) 広島市では、平成27年3月に「広島市一般廃棄物(ごみ)処理基本計画」を策定しており、来年度(2019年度)が中間目標年度にあたります。中間目標値として設定された値を満足するよう施策を展開する計画ですが、現状では満足できない状況にあります。漫然と進めていたのでは計画は頓挫してしまいますので、このことについて質問しています。回答の中では、県が「出島処分場に産業廃棄物も一般廃棄物も集約する」といっているのに対して、工事の遅れる期間のみしか出島処分場を活用しないと示唆しています。(環境局長あて)

〇広島市一般廃棄物(ごみ)処理基本計画の改定について H30.9.19質問 H30.11.28回答 質問回答 

 

3) 恵下埋立地は、地元に、他都市における先進的な事例を参考にし最新技術の導入を図ることにより埋立地の安全確保に万全を期する、と約束しています。しかし、他都市にあるような底面部の「自己修復シート」が恵下埋立地にはありません。浸出水が常時滞水する底面部では、「二重遮水シート」+「自己修復シート」+「ベントナイト混合土」という組み合わせの埋立地が数多くあり、現在主流となっています。しかし、恵下埋立地の底面部は「二重遮水シート」+「ベントナイト混合土」で、他都市の事例にも劣り、安全確保も万全ではありません。なぜ、安価で効果的な自己修復シートを設置しないのかとの疑問などから質問しました。(環境局長あて)

〇恵下埋立地の遮水構造における自己修復シートについて H30.5.23質問 H30.7.4回答 質問回答 

 

2) 広島市は、恵下谷川に農業に支障になるような濁水は流さない、と地元に説明し工事を進めてきましたが、他の谷から取水するための配管工事を地元住民への説明なく、突然始めました。このことについて質問しました。(恵下埋立地建設事務所長あて)

〇農業用水路への給水配管について H30.4.11質問 H30.5.31回答 質問回答 

 

1) 広島湯来線麦谷2工区道路改良工事は、平成28年12月に工事発注されましたが、その後平成30年10月まで2年近く着工できない状態が続いていました。これは、保安林解除ができなかったためです。本来なら解除手続きを終え用地取得をしたのち発注すべきものです。なぜそうしなかったのでしょうか。そのことなどについて質問しました。(環境局長あて)

〇広島湯来線麦谷2工区道路改良工事について H30.4.4質問 H30.5.31回答 質問回答 

 

 

▶広島市などへの最近の質問(H29年度まで)とその回答

広島県知事あて

 〇出島処分場について(質問)H29.11.1質問 H29.11.16回答 質問と回答 

 

広島市長あて

 〇戸山・伴トンネルについて(質問)H30.2.21質問 H30.3.16回答 質問回答

 出島処分場を活用した場合の費用対効果分析について(質問)H30.2.10質問 H30.3.16回答 質問回答

 〇 県市連携による出島処分場利用についての検討について(質問)H30.1.24質問 H30.3.16回答 質問回答

 〇県市連携に関して H29.5.4質問 H29.6.27回答 質問と回答 

 〇恵下埋立地(仮称)整備事業に係る環境影響評価に関して H29.4.20質問 H29.6.13回答 質問と回答

 恵下埋立地整備予定地で高濃度ダイオキシン類や鉛が検出されたことから第三者・市民を含む対策協議会

  の設置について要望書を提出 H29.3.17提出 要望書

 

広島市議会議長あて

 〇恵下埋立地で高濃度ダイオキシン類などが検出されたことから完全撤去と第三者委員会の設置を請願

  H29.2.16請願請願書

 

広島市監査委員あて

 〇住民監査請求却下の理由に関して(質問)H29.12.20質問 H30.1.4回答 質問回答

 

広島市副市長あて

 〇廃棄物の最終処分について(質問)H29.11.22質問 H29.12.28回答 【質問】【回答 

 〇■副市長のお考えについて(質問)H29.10.26質問 H29.11.27回答 質問と回答

 

広島市環境局長あて 

 〇燃え殻の袋詰めについて(質問)H30.2.27質問 H30.3.16回答 質問回答

 〇恵下埋立地建設工事の進捗について(質問)H30.2.14質問 H30.3.16回答 質問回答

 〇出島処分場の活用と恵下埋立地の費用対効果分析について(質問)H30.2.9質問 H30.3.16回答 質問回答

 〇これからの広島市の一般廃棄物の最終処分について(質問)H30.1.31質問 H30.3.16回答 質問回答

 〇恵下埋立地の供用開始遅れに対する措置について(質問)H30.1.24質問 H30.3.16回答 質問回答

 〇広島湯来線麦谷2工区道路改良工事について(質問)H30.1.17質問 H30.3.16回答 質問回答

 〇ディスクロージャーについての環境局長のご見解について(質問)H30.1.10質問 H30.2.16回答 質問回答

 〇環境影響評価書の約束事項の履行について(質問)H29.12.20質問 H30.2.16回答 質問回答

 〇恵下埋立地の供用開始時期等について(質問)H29.12.13質問 H30.2.16回答 質問回答

 〇高濃度ダイオキシン類の撤去について(質問)H29.12.6質問 H30.2.16回答 質問回答

 〇伐採木の手選別等について(質問)H29.11.20質問 H29.12.28回答 質問回答

 〇鉛の調査により中断していた工事の再開について(質問)H29.11.18質問 H29.12.28回答 質問回答

 〇平成29年9月議会での環境局長の発言について(再質問)H29.11.15質問 H29.12.28回答 質問回答

 〇安定型処分場浸出水の水質について(質問)H29.11.1質問 H29.11.9回答 質問と回答

 〇平成29年9月議会での環境局長の発言について(質問)H29.10.18質問 H29.11.8回答 質問と回答

 〇出島廃棄物処分場の積極的利用について(質問) H29.5.25質問 H29.7.7回答 質問と回答

 〇土壌追加調査について(質問) H29.5.7質問 H29.7.3回答 質問と回答

 〇産業廃棄物の「廃プラスチック類」と一般廃棄物の事業ごみとしての「不燃ごみ」の区分けについて

  (質問) H29.5.11質問 H29.6.23回答 質問と回答

 〇恵下埋立地整備用地内で新たに発見された燃え殻について(質問) H29.5.4質問 H29.6.22回答

  質問と回答

 〇恵下埋立地整備用地に存在する廃棄物混じり土の処分について(質問) H29.5.2質問 H29.6.22回答

  質問と回答

 〇雨天時の恵下埋立地建設工事等について(質問) H29.4.29質問 H29.6.22回答 質問と回答

 〇恵下埋立地整備予定地で高濃度のダイオキシンが確認されたことについての、伴地区の団体への説明内容

  に関して(その2)(質問) H29.4.27質問 H29.6.16回答 質問と回答   

 〇恵下埋立地整備予定地で高濃度のダイオキシンが確認されたことについての、伴地区の団体への説明内容

  に関して(質問)H29.4.23質問 H29.6.16回答 質問と回答 

 〇恵下埋立地整備に関して H29.4.13質問 H29.6.13回答 質問と回答

 〇意図的に誤解を与える広島市の説明について H29.3.30質問 H29.5.11回答 質問と回答

 〇ダイオキシン類を含む廃棄物混じり土の処分について H29.3.23質問 H29.5.11回答 質問と回答

 

広島市企画総務局長あて

 類似事業での県市連携に関して H29.3.2質問 H29.3.24回答 質問と回答

  出島処分場の利用に関して H29.1.26質問 H29.2.13回答 質問と回答

 

広島市南区長あて

  出島処分場の利用に関して H29.1.26質問 H29.2.8回答 質問と回答

 

広島市佐伯区長あて

  広島湯来線麦谷工区道路改良工事について(質問)H30.1.31質問 回答はまだ 質問

 

その他 

 広島市道路交通局用地部長あて質問

  広島市公共用地取得基準について H29.4.6質問 H29.4.19回答 質問と回答

 広島市環境局次長あて質問

  〇出島処分場の利用に関して H29.1.26質問 H29.2.14回答 質問と回答

 広島市環境局埋立地管理担当課長あて質問

  出島処分場の利用に関して H29.2.1質問 H29.2.27回答 質問と回答

 

 

今までにピックアップして掲載した質問と回答 

<事業系廃プラスチックの処分に関して>

広島市ごみ処理基本計画について(質問)

 広島市一般廃棄物(ごみ)処理基本計画には、事業ごみ対策としてサーマルリサイクルの推進が掲げられており、事業系廃プラスチックの焼却を今後進めていくということになっています。このことに関して不明な点があったので質問しました。

 質問と回答 

 

<埋立てる焼却灰などが不足していて困っている出島処分場に関して>

出島廃棄物処分場について(質問)

 広島市南区では、平成26年6月から、出島廃棄物処分場が埋立を開始しました。これは広島県が整備し、一般廃棄物と産業廃棄物を受け入れる最終処分場です。しかし、年間埋立計画量の20分の1しか搬入がなく、10年間で埋立て緑地にするという計画が守れない状況になっていることを知りました。(現状では200年かかる) 地元は、10年間で埋立てる約束を守るよう強く求めています。そこで、広島市とのかかわりについて質問しました。

 【質問と回答

 

<広島市のごみ処理基本計画に「最終処分場の延命化」が施策として盛り込まれたことに関して>

一般廃棄物処分計画について(質問)

 平成27年3月に制定された「広島市一般廃棄物(ごみ)処理基本計画」には「最終処分場の延命化」が施策として盛り込まれました。延命化とは、埋立期間を計画より延ばし、その寿命を長くするということですから、広島市の考え方について質問しました。

 【質問と回答 

 

<広島市が東日本大震災の放射能を帯びた廃棄物を恵下埋立地に搬入することはないと断言したことに関して>

一般廃棄物処分計画について(質問)

  広島市は、平成27年11月19日の戸山地区での説明会で「東日本大震災の放射能ゴミを受け入れいることはありません。それは確約します。可能性はゼロです。」と回答されました。そこで、このことに関して質問しました。

 【質問と回答 

 

<一般廃棄物を処分できる出島処分場と新たに整備する恵下埋立地の処分コストに関して>

一般廃棄物の処分コストについて(質問)

  一般廃棄物の最終処分場として広島市にはすでに出島処分場があります。しかも、ごみ焼却工場である中工場と南工場のすぐ近くです。近いにも関わらず搬入されていないのです。出島処分場では埋立物が少なすぎて、税金が有効に使われていません。出島処分場の処分料金は1トン当たり9,000円と自前での整備とは比較にならない安さです。費用対効果の面から、処分コストについて質問しました。

 【質問と回答 

 

<出島処分場の活用に関して>

ごみの処分について(質問)

  私たちは広島市民であると同時に広島県民でもあります。出島処分場の建設費470億円のうち109億円を広島市が負担していることが分かりました。(そのうち遮水構造には210億円を費やし、広島市は46億円を負担しています) このようにして整備した出島処分場には埋立物が少なく、税金が有効に使われていません。地元は、約束通り10年間で埋立を完了するよう強く求めていますし、施設を見学したときもごみ運搬車両が半日間全く入らず、作業担当職員が暇を持て余しているという感じでした。出島処分場の前の「五日市処分場」には、広島市の一般廃棄物が搬入されていましたので、なぜ、広島市民の血税を投入した出島処分場が有効に使われていないのか疑問があり質問しました。

 【質問と回答

 

<ボタンの掛け違いに関して>

恵下埋立地の整備に関する地元協議について(質問)

  広島市は、平成28年2月16日のNHKの番組の中で「ボタンの掛け違いは、調整できない」と発言されました。私たちは、いつでも調整可能であると思っていますので、その真意について質問しました。

 【質問と回答 

 

<恵下埋立地の「建設合意書」の中の延伸規定に関して>

最終処分場の延命化について(質問)

 広島市は、私たち地元住民には知らせず水内地区町内会連合会の会長と結んだ「建設合意書」の中に、30年間の埋立期間が終了したのちも期間の延伸について必要に応じて協議するという「延伸規定」が盛り込まれています。(30年に満たないうちに満杯になると終了するというような「短縮規定」はありません)

 私たちに住民に内緒で30年間を延ばす予定のあることが規定されていますが、ごみの最終処分場として整備するからには使命を全うすべきと考えられ、満杯にならない場合には、期間を延伸してでも有効に活用して一層の環境破壊と税金のムダ使いを行わないようにしなければならず、そのためにも「安全安心」を最優先した埋立地とすべきと考えています。

 広島市の「延命化」の回答が不可解であったため質問しました。

 【質問と回答 

 

▶住民に誤解を与える広島市の説明事例

浸出水の送水を13kmにわたって全線圧送する計画から

一部自然流下に変更したときの説明会の資料(H25.12.5)と実際の検討結果報告書 

(※考える会発行チラシNo.27の詳細)

 

説明会資料「より安全にするために」

実施設計報告書

 

 当初、広島市は、恵下埋立地の浸出水は、約100mの高低差を圧送したのち、高低差320mを下り、再度高低差40mを圧送して、延長約13kmに及ぶ専用送水管を敷設して、公共下水道に接続する計画をたて、全線圧送により送水すると説明しました。

送水管の直径は10cmで13kmを送るという、常識では考えられない計画でしたが、これが一番安全であるとしていました。

(確かに、管の破断による漏水などがなければ、外界と遮断され、送水量も把握でき、管理し易いことは事実です)

 その後、突然、今までの計画より「より安全にするために一部圧送、一部自然流下に変更すると説明しました。

→【説明会資料「より安全にするために」】  

 その後、情報公開条例に基づいて資料請求したところ、公開された受託コンサルタントの業務報告書には、

全線圧送が実現不可能であったから一部自然流下に変更したと記述されていました。 →【実施設計報告書

 

 設計コンサルタントには、基本設計で決定された全線圧送の仕様で業務委託されていたため、基本設計の見直し等の新たな業務が発生し、設計工期が235日から602日に、契約金額が10,476,900円から20,575,800円へと、契約変更のレベルを超えた変更が行われています。

 変更の主な理由は、圧送が可能な製品自体が存在しないというもので、製品の存在を確認しなかったという初歩的ミスをおかした恵下埋立地建設事務所の職員も基本設計を受託したコンサルタントも何らかの責任を感じるべきではないかと思われます。

 

 更に問題なのは、当初計画が実施不可能という事実を隠して、

より安全にするためにと、住民に誤解を与える説明を行ったことです。

 

▶平成24年8月20日に広島市に提出した6項目の要望書

6項目の要望書

 

 広島市は、「先進都市の事例を参考にし、最新技術の導入を図って」恵下埋立地の安全に万全を期すと約束しています。

設計指針である「廃棄物最終処分場整備の計画・設計・管理要領」には、「施設の設置および維持管理については、全国一律に適用されている法規制の遵守だけならず、地域の生活環境の実情に配慮するとともに、可能な限り最高水準の技術を用いるなど徹底した安全性を確保する」と記述されています。

 広島市は、恵下埋立地の計画埋立期間を、国の標準とする15年間の倍の30年間とし、更に、平成27年3月に制定した「広島市一般廃棄物(ごみ)処理基本計画」で「最終処分場の延命化」を施策の一つとしたことから、埋立期間の延長が既定の事実となりました。(建設合意書には、それに先立って、必要があるときは期間延伸の協議をすると記載されています)

安定化期間も含め、恵下埋立地は100年間を覚悟しなければなりません。清らかな太田川の水源に建設されること、後からでは変更できないことから、安全性の問題は避けて通れません。

 そこで、会発足2か月で、まだ勉強不十分でしたが、広島市長に6項目にまとめた要望書を提出しました。

 

▶遮水シートの耐用年数を「半永久」と説明したことの根拠資料を請求

     半永久の根拠資料請求  (H25.9.20公文書公開請求、H25.10.4不存在回答)

 

 広島市は、遮水シートの耐用年数を「半永久」と説明していますので、その根拠資料を、公文書公開条例によって公開請求しました。

 その結果は、驚くことに、「根拠資料となる文書がない」ということでした。 →【半永久の根拠資料請求

 

 日本遮水工協会は、遮水シートの耐久性の目安を15年とし、保証期間は10年としています。

 同じ遮水シートについて、熊本県は「遮水シートは、メーカーによる各種試験結果や裁判所の判決でも50年程度の耐久性が認められています」との見解を述べています。

 他の自治体でも、福岡高裁の判例を根拠に、正しく施工され設置されていれば50年は大丈夫と説明していますが「半永久」とは説明しません。

 遮水シートが半永久であるという根拠がなく、広島市の説明には大きな問題があります。

 普通であれば、業者が「半永久的に大丈夫です」と言っても、行政が「本当に大丈夫か?確証は?」と根拠を求める構図のはずですが、なぜか逆になっています。 

ベントナイト混合土の必要な理由が、ここにもあるのです。

 

▶恵下埋立地整備計画の基本的なことについての質問と回答

      基本的なことについての質問書とその回答書  (H24.9.23質問、H24.10.22回答)

 

 恵下埋立地の整備計画全般にわたって基本的なことについて質問しました。 →【基本的なことについての質問書とその回答書 

 すべてのことは、まず、「知る」ことから始まります。そこで、いろいろな疑問点を質問しました。

 

▶恵下埋立地に係る疑問点の質問と回答

町内会長からの質問には回答を拒み、住民からの質問には回答するという不可解な広島市の対応

 (H25.6.27~7.25質問、H25.9.30回答)

 

町内会長名での質問書とその回答書

町内会長という立場にある個人としての質問であることを明記した追加説明書とその回答書】 

住民としての質問書とその回答書

 

 町内会長という役職に就いた時、疑問点をまとめて、広島市環境局長あて質問書を提出したところ、町内会連合会を通して質問書を提出してくださいという回答書をいただきました。 →【町内会長名での質問書とその回答書

 そこで、住民からの疑問などに答える必要があることから、町内会長という立場にある個人としての質問であるとの追加説明書を出しましたが、そうであっても町内会連合会を通して質問書を提出してくださいとの回答書をいただきました。

 町内会長という立場にある個人としての質問であることを明記した追加説明書とその回答書

 

 町内会長という役職を冠しての質問には回答できないという姿勢のようでしたので、上記回答を得る前に、地元住民として同じ質問をしたところ回答をいただきました。 →【住民としての質問書とその回答書

 町内会連合会と町内会は、全く別の任意団体です。

どうして回答していただけなかったのか、その理由はいまだ不明ですが、

説明責任をしっかり果たしていただくことが重要であると考えています。

 

▶“恵下埋立地と水内川を考える会”に対する広島市の認識と、地元協議の経緯の確認

「恵下埋立地と水内川を考える会」を誤解している広島市の公文書に関する質問書(地元協議の経緯の確認含む)とその回答書(H27.9.18質問、H27.10.15回答)

 

質問書と回答書

 

  「恵下埋立地と水内川を考える会」が、自己に都合のよい部分のみを記載した新聞折込チラシを発行し、誤解や不安や不信を生じさせ、廃棄物の処理に支障をきたすと記述した公文書が存在しています。

しかし、私たちは、恵下埋立地が真に安全・安心な施設として建設されるよう勉強し、インターネットで調べ、情報公開制度で公文書を請求し、広島市に質問書を出し、回答を得て、それらを整理して、

広島市に要望するとともに、まず事実を知ることが必要と考え、知り得た事実をチラシによって知らせています。

チラシの内容に事実誤認や異論・反論がないかということは、質問書の添付資料11にある通り、広島市に確認しています。

公文書は正しいものとして残り続けますので、このような記述に驚き、今までの経緯も含めて質問しました。

そのため、質問書の表現が、どうしてもきつい書き方となってしまいました。 →【質問書と回答書

 

 もともと、広島市が、住民に説明せず、ほとんどだまし討ちのように、水内地区町内会連合会の会長と建設合意書を締結したことに始まっています。広島市が、地元に十分な説明をせず、自己に都合のよい進め方をしているのではないか、との不信感から、事実を確認し、広島市に改善を要望しています。